本好きつばきの3ポイント書評

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災害避難は空振り上等!自分のためだけじゃない!

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今年の夏は大雨と台風が多いですね。

四国に住んでるわたしの感想です。

 

住んでいる地区にも避難勧告も出ました。

避難するということが迫ってきたときに、いろんな考えや感情が湧いてきました。

 

それについて書こうと思います。

 

 

 

 

ここには避難勧告出ないと思っていた

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「ここは大丈夫よ。だって今までそんなことなかったもの。」

これは、大半のひとがそう思っているのでは?と思います。

正直驚きましたし、どうしたらいいのか分かりませんでした。

 

よくよく自分の家の地理を考えて、避難所もその時初めて具体的に調べました。

NHKのデータ放送で。

www.nhk.or.jp

それまでなんとなーくしか知らなかった避難所が急に現実になりました。

 

いろいろ考えた結果、

ウチは川からも山からも離れている。

家が2階にある。

というということで、家にいることにしました。

 

この日はちょうどお休みの日だったので、家族は全員家にいたのです。

しかし、これが平日で子ども達が学校だとか親も外出していた、などだとまた別の心配が生じますね。

 

ちなみに情報収集の手段としては他にもアプリもあります。

www3.nhk.or.jp

 

空振りしたら恥ずかしいと思った

 

避難所は地区ごとにあります。

行けば当然、地区の人と顔を合わせます。

なんだか、それを気恥ずかしく思ってしまいました。

きっと何もないから、大げさなんじゃないか・・・?と。

 

後からの話ですが、実家の母も(住む地区に避難勧告が出ていた)言っていたのです。

実家は山からは離れているのですが、地区には裏が山の人もいます。

その家の人が自宅から避難し、より安全と思われる以前その人が住んでいた空家に行っていたという話を、

「おおげさよねぇ」

「古いほうの家にいくなんて」

「新しい家を山のそばにたてるなんてねぇ」と

避難とは関係ないようなことまで言っていました。

 

避難は大げさなこと、そんなことしなくても大丈夫という気持ちからでしょう。

こういう気持ちは少なからずわたしも持っていることに気付きました。

 

 

めんどくさいと思った

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子どもを連れて、何時間も他人と過ごすのか・・・。

お腹空いたとかつまらないとかいろいろいって、暴れ出したら注意して・・・。

だいたい避難の持ち出し品も重いし・・・。

 

 

結局、幸いにもわたしの地区では、そうこうしているうちに何事もなく過ぎていきました。

 

うちはよかったけど、一晩空けてみると同じ市内でも川の氾濫や土砂崩れで大変な地区もあり・・・。

本当に驚き、恐ろしいと思いました。

 

危ない目に合って、何とか助かった人をテレビでみて

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けっこうあった言葉は

「避難しようと思ったら、もう水がきていて」

十数年前にも川の氾濫に見舞われた地区の人でさえ

「前回も大丈夫だったから」

 

避難勧告が避難指示に変わるとか変わらないとかだけじゃなく、

避難って、何もないうちからしてなきゃいけないんだ

 

 

いろんな感情を感じた後、避難した人を見て思ったこと

 

今年の夏は本当に災害級の大雨があり、その後は続けて台風がきて・・・

何かあるたびにその後は避難勧告が出てました。

テレビでも、開設された避難所にきた人をインタビューしていたりしたものもあって

「裏が山なので、もう何か起こる前に逃げとこうと思って」

というのを聞いて、

もはや「大げさな」とは思いませんでした。

むしろ「えらい」のです

 

他人の為でもあるなんて

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テレビでは後日に全員無事だった集落の検証などもありました。

土砂崩れなどがたくさんあったにも関わらず、犠牲者が出ていない地区があったのです。

そういうところでも、やはり全員が正しく状況を把握しているわけではありません。

田舎であれば特に、ネットのつながってないお年寄りなどが多く住んでいます。

避難の呼び掛けには地元の消防団員が1軒1軒回っていたのです。

すばやい避難は、その人たちの命も守ることになるのですね。

 

 

まとめ

・自宅の周りの環境を意識しておく。(危険個所、避難所の場所など)

・避難は何事もないうちから。

・避難は他人の為でもある。

 

 

おしまい