本好きつばきの3ポイント書評

本好き主婦のブログです。節約や日々のこともあれこれ。

【書評】オイコノミア ぼくらの希望の経済学  NHKEテレ「オイコノミア」制作班,又吉直樹 著

 

 

 

どんな本なの?

身近な問題を経済学で考えようという番組、NHK のシリーズ番組『オイコノミア』をまとめた本です。
身近な問題を経済学で考えようという番組です。

 

オイコノミアという言葉は、現在の「エコノミクス」つまり経済という言葉の語源なのですね。

 

d.hatena.ne.jp

  

どんな人が書いてるの?

NHK の番組 シリーズ番組『オイコノミア』をまとめた本ですので、基本的には番組制作のNHKとなりますね。

主な出演者は、お笑い芸人の又吉直樹さん。

又吉さんのひとくちポエムも載っています。

毎回、経済学の先生といろいろな問題について話していきます。

 

ポイント1 何にでも値段をつけちゃうところが面白い!


身近なことを経済学で読み解くという番組。
何にでも値段をつけちゃうところが面白い!

プロスポーツについて、 恋愛に役立つ経済のテクニック、保険は結局得なのか、格差について…。

気になるテーマがたくさんあります。

 


ポイント2  何でも値段つければいいの!?結婚の価値は年間60万円!?どういう意味なの?


結婚の価値は年間60万円なんだそうですよ!本当なんでしょうか?
 ある経済学者が作った幸福の計算式で求めると、結婚の幸福は年に約60万円だそうです(笑)
結婚してる人としてない人との幸福感の差異から求めているらしいです。

なんでもそれなりの視点からお金(数字)で 計算して見せてくれます。

これがなかなか面白いです。

 

しかし、矛盾するようですが、そもそもこんなこと(値段を付ける)をする意味とは…?

 


大竹:経済学の場合は、目に見えない価値を金銭に換算して見えるようにすることで「金銭以外の大事さ」を示すことができるんです。
又吉:目に見えるものしか信じない人達に、愛を目に見える形にしたってことですか。
大竹:うまいこといいますね。

 

「オイコノミア ぼくらの希望の経済学」より

 

 

なるほど!

目に見えないとされているものを、あえていったんお金や数字という「見える形」にしてみて、「いやいや、それだけじゃないでしょ?」という考えを持つことができるということですね。

いったんはそのものについての価値と言うものを考えてみるための、きっかけづくりですね。

 

 

ポイント3 又吉さんが面白い。


これは個人的な好みなのですが、又吉さんの ツッコミが面白いです。結構鋭いし、読んでいても「あ、それ聞きたかった」というような素朴な疑問も臆せずに聞いてくれてます。時々は良く分からないモノもありますが・・・。

あと芸人としての色んな生活のエピソードも楽しいです。

又吉さんは売れない芸人としてコンビニでアルバイトを始めるまで、自分に愛想はないと思ったことはなかったそうです。

コンビニの店長さんから言われて気が付き、自分としては「レジが自分(又吉さん)じゃないとダメなおじいちゃん」が居るということを評価して欲しかったとか・・・。

 

今はかえってそれで(愛想が無くて)人気があるような感じもしますね。
小説を書いたり、こういうちょっと学術的な番組に出たりするには、気難しそうな感じ、でちょっと面白いというのはプラスですね。

 

感想

テレビ番組というものは、NHKのもであっても、小学校高学年にわかる程度の言葉で説明するようにしている、とどこかで聞いたことがあります。

そのおかげでとてもわかりやすいです。

詳しくないジャンルは、大人だからといって、急に難しいこと言われてもわかりませんからね。

 

対談形式で一本の番組を20ページずつくらいにまとめてくれてます。12本分収録。どこからでも読みやすいです。

 

【書評】もうひとつの屋久島から 世界遺産の森が伝えたいこと 武田 剛

 

小学校5.6年向けの児童書ということになっていますが、大人が読んでも読みごたえのある本です。しかも分かりやすく書かれているのでいいですよ!

 

 

著者はどんな人?

著者の方は元々は新聞社にお勤めだったフリーライターの方です。

北極や南極といった極地を取材をした後、屋久島に魅せられ移住を決意します。

 

何が書いてあるの?

屋久島の自然保護の歴史の本です。

世界自然遺産の登録から、その問題点まで。

 

ポイント1 そこに住むことで見えてくるもの。それを書きたいという想いが熱い。

確かに、短期での滞在では分からないことがたくさんあると思いますが、会社を辞めて移住するなんてすごい決断です!

奥様と娘さんには反対されたようですが、諦めきれずに説得を続け、ついに移住を果たします。

 

ポイント2 屋久島の生活事情がわかる。移住したい人にも面白い。

この本、移住したい人の参考になります。

家族で移住してるので、家を探すことになります。ここで出てくる住宅事情や生活事情が個人的に興味深かったです。

 

例えば、家を探すにしても、せっかく島に移住したのだから、海が見える高台で、しかも周りからは不便でないほどに離れている家がいい!と筆者は探すのですが・・・島内は海の見えないところに固まって家が建っていることが多く、なかなか理想の家は見つかりません。

それには、島ならではの理由があったのです。

屋久島は、外海に面した厳しい気候のため、台風などの強風を避けるように家を建てるのです。

固まっているのは、電線などの都合。ひとつだけ離れた家には電線を新たに敷設せねばならず、コストがかかるのです。それも大手の電力会社ではないため、電信柱は1本50万円(!)が自己負担となるとか。

 

でも、電力については、豊富な水を活かし、なんと100%島内でまかなっているそうです。

 

 屋久島は、九州電力などの大手電力会社から電気の供給を受けず、地元の民間会社「屋久島電工」が発電する珍しい島だ。山中にあるダムに大量の水をたくわえ、その水を下流発電所に勢いよく流し、約六千六百世帯が使うすべての電気を発電している。

 火力や原子力発電所がなくても、水力で電気が作れるのは、日本一をおこる屋久島の降水量のおかげだ。

「もうひとつの屋久島から」より

 

 

 屋久島の降水量はすごいと聞きますが、これだけで電力がまかなえ、会社も独立しているとは!これからの社会のヒントにもなりそうです。

 

ポイント3 屋久島の歴史。環境開発をめぐる構造は現代と同じ。

屋久島は、その素晴らしい品質の杉を巡って、さまざまな利権の絡む島でもありました。島民たちは先祖代々の深い森を守りながら暮らすことを望む一方で、利権に巻き込まれた悲しい歴史もあるのです。

戦国時代に豊臣秀吉の命を受けた島津氏(のちの薩摩藩主)が調査をし、品質の良い杉が大量にあることがわかると、江戸時代を通じて伐採をすることにんなりました。

島には年貢として杉を切ることが課せられ、仕方なく島民たちは杉を切るのです。

そして薩摩藩はそれを安く買いあげ、主に関西方面で人気のあった屋久杉を高く売り、莫大な利益を出し、江戸後期には倒幕の筆頭となるほどに力を付けていくのです。

 

さらに大正から昭和へ、森はどんどん姿を消し、このままではいけないという島民と、生活がかかっているので屋久杉を切らざるをえない島民の間で対立が起こってしまいます。

悲しくなりますね。現在でも開発や原発なんかと何も変わらない構図がそのままです。

 

屋久島の自然をまもる活動は、生活を守りたい人達に気を使いながらも、そして対立して罵倒されたりしながらも地道に活動を続けます。当時の林野庁からは全く相手にされなかったようです。国からは完全に無視を決め込まれます。伐採のしすぎで起こった大規模な土石流さえも、国を相手取った裁判では「伐採との因果関係はない」とされてしまいます。

 

が、世界的に貴重な「植物の垂直分布」というものが京都大学の研究者によって屋久島にあるのが見いだされ、ついに伐採が止まります。もう島の西部にしか大規模な原生林は残っていませんでした。

 

感想

個人的には、生活事情が面白かったです。

水量発電で電力すべてまかなえるなんて…。

雨が多い屋久島ならではの事情かもしれませんが、関連の本を探したくなりました。

 

あと、登山も好きなので、屋久島は行きたいところのひとつです。しかし、トイレや山小屋の運営にもまだまだ問題が多い…。山に携わるひとと、行政のは意識が違うのだと感じました。

 

世界自然遺産に登録されるのも大変です。環境をまもりつつも観光資源とするのは、それなりの仕組みが必要です。規制がある程度厳しくなっても仕方がないかとわたしは思います。

 

 

 

おまけ

児童書って、子どもに分かるように難しい言葉をあまり使わずに、しかも簡潔に内容を書いてくれています。短くさくっと読めます。一方、内容は濃いものが多いです。

穴場(?)です。

わが子の小学校の図書館で借りてます。読み聞かせのボランティアに入っているので、ボランティア枠で借りられるのです(*^-^*)

 

 

【書評】コミュニケーション断念のすすめ 信田さよこ 著

 

 

 

どんな人が書いてるの?

 信田(のぶた)さよ子さんという心理カウンセラーの方の著作です。

信田さんはアルコール依存症摂食障害、引きこもり、 DV 、児童虐待などに悩む人たち向けの カウンセリングを行っている方です。

 

どんな人向け?

今の日本の過剰に空気を読む風潮が辛い人。

家族関係、人間関係で悩みがある人。

DVに関係してしまいそうな人。・・っていったら、関係ない人なんていない気もしますが、ともかく、人間関係全般に何か難しさを感じている人なら救われる本でしょう。

 

ポイント1 衝撃の事実。コミュニケーションは、取らないほうがいい

コミュニケーションっていう言葉は、実は強者の言葉なのです。

弱い立場のものからは、何も言えないことが多い。もしくは、言っても相手にしてもらえないことも。確かにそうですね。

 

 会社や家族といった、力の強弱が作用している関係においては、この危険性が十分自覚されるべきだ。パワハラで訴えられる上司の多くは「自分としては部下のために十分にコミュニケーションをとっていた」と発言している。大学の教授の学生の間のアカハラ(アカデミック・ハラスメント)も、教授のほうは好意を覚えてコミュニケーションをとっているつもりでも、学生からすれば「先生だから断れない」と無理に笑顔を作っている場合がある。

 「コミュニケーション断念のすすめ」より

 

 家族内でも、従来の夫が強い家庭では、夫は「妻はこう思っているはず」と無邪気なまでに思いこみ、相手がどうおもっているのかなんか考えもしない。対等なら、相手がどう思っているのかは、相手次第だということを受け入れるはずなのです。それができずに「コミュニケーションが取れている」と思いこむケースが多いそうです。

 

ポイント2 チンケな絆より、お金と距離

特に家族の問題(DVや引きこもりなど)については、家族内で何とかするものであり、世間にする知らしめるのは恥ずかしいという風潮もあります。

しかし本当はそんなものより、物理的な距離とお金(自立させるという意味での生活保護の受給など)が解決に結びつくものだということを著者が経験から語ります。

本当のことを見てきた人の言葉は重みがあります。

 

ポイント3 家族、世の中からの「刷り込み」を疑おう。知るだけで楽になれる。

 

わたしたちは「刷り込まれて」いるんです。

絆は美しく、コミュニケーションは密であればあるほどよいと。

家族は絆で結ばれていて、家族の問題は家族で解決できると。

 

 私たちが当たり前に思っている、家族、親子、夫婦に関するさまざまな常識は、社会的に歴史的につくられてきたものである。つまり真理でもなく、本来的なものでもない。

 コミュニケーションが不足すると問題が起こる。それを解決するにはコミュニケーションを図ることだ。そして、苦境を乗り越えるには人と人との絆が力になるーーーこれもまた刷り込みであることは、ここまで書いてきたとおりである。

 「コミュニケーション断念のすすめ」より

 

 

これを知るだけでも楽になれると著者はいいます。

そうして、こういった、世間の「刷り込み」を疑えるようになるには歴史を学ぶのが重要だとか。特に明治以降の日本の歴史、とりわけ近代家族論に関する本を読むと、「家族」というものが社会の要請によってどのように変わってきたが、そしてどうなろうとしているのかを知ることができます。

何も絶対的なものはないのです

 

感想

コミュニケーションをとるのは良いこと。

また、コミュニケーションが能力が低い人は劣っている人だという認識。

「コミュニケーション能力を磨こう!」など、 いっけん良いものと思われていたコミュニケーションという言葉を疑いました

 

コミュニケーションを取るのが良いことだとは一概には言えないのです。(自分の意見を相手に伝えるという本来の意味だけならよいが、日本では非言語の部分が多すぎる。)

近しい関係ならなおさら、お互いの立場が対等でないと、弱いほうはすぐに追い詰められていくのです。

 

個人的には、問題解決には「コミュニケーションを取ろう!」ではなく、「離れよう」であったことが衝撃でもあり、でもなぜかホッとして納得できました。

 

みんな、自分を責めすぎ。

がまんしなくていいんだよ。

 

 

 

おまけ

信田さんのその他の著書

アダルト・チルドレンという物語』

『家族収容所』

『母が重くてたまらない』

タフラブという快刀』

『それでも家族は続く』

などなど、心理系の本が好きなわたしには興味をそそられる内容がたくさんです。

また読んでレビューします。

 

【書評】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください  山崎元書

 

 

 

どんな人が書いてるの?

山崎 元(やまざき はじめ)さんは「経済評論家」の肩書を持つ方です。

今までもファンドマネージャーコンサルティングなどのお仕事もされています。

楽天証券でコラムを書いているのも有名です。

 

どんな人向け?

この本はお金を少しは持っていているけど、全額銀行に預けてあると言う人。

運用なんかは怖くて、お金の勉強もしたことがないけど、不安はある。

どうにかお金を増やしてみたいのだけど・・・。という方向けの本です。

 

 

お金の運用なんてことは全くわからないう青年と山崎先生の対話形式で本は進んでいきます。とても読みやすいです。

 

ポイント 1 全くのシロウト向け。勉強を始めたい人にどう勉強すればいいかを教えてくれる

 

内容の初めは金融シロウト向けって感じです。

けれども私たちはだいたいこんな感じですよね。

お金のことは学校で教えてくれるわけでもなく、親からも「無駄遣いしないように」くらいの教育しかうけていません。

 

正直、経済の本なんてものを手にとっても、理解できない用語があるのがほとんどです。意味もよく分かりません。

 

この本では、金融知識ゼロから、何が大事か、またどんな順番で勉強したらいいかを教えてくれています。

 

ポイント 2 お金の運用の仕方、使い方。

 

運用についてはとても簡単にふれています。

投信についてはほぼ指定(!)してしまっています。

よく分からないものに高いリスクをとってはいけない、というしっかりとした考えがあってのことです。

 

 

気になることをいろいろと解説してくれてます。

まずは、お金を安全に持っておく方法。

ここでは定期預金よりはましな方法として、証券会社ネット証券に口座を開くことを書いています。

国債を買うと良いということか書いてあります。

 

さらに、ちょっとリスクを取って運用する編。

老後はいくら必要かというところをきちんと計算するところから始まり、素人が手を出しても良いとされる投資と(この本の中ではされてきる)投資信託について書いています。

 

ここからはお金を使う場合の解説も続きます。

結局家は買った方がいいのか?

保険についてはどうか?

さらに結婚は損か得か?

なんてことも書いています。

 

こういう考え方もあるのか!と目からウロコの連続です。

 

もちろんさらに気になる、NISA口座や年金と確定拠出年金についても書かれています。

 

確定拠出年金は、会社ごとに説明があったりかったり。

条件によってもさまざまなので、まず調べるということです。

 

こういうのって、実は初めの問い合わせとかがいちばん面倒だったりしますよね。

うまく運用すれば、ほんとうにお得なのでがんばって制度を活かしましょう!

 

ポイント 3 お金を働かせるのもいいけれど、一番大切なことは

お金で一番大切なことは何ということについて青年が質問します。

それはズバリ真面目にちゃんと働くことだねと先生は答えます。

 

青年「先生、最後にお金を運用する上で一番大切なことを教えてください。」

先生「ちゃんと働くことだね。」

青年「そうなんですか。」

先生「何かおかしい?」

青年「いや僕のイメージだと、お金を運用する方って、お金に働かせて自分は南の島で悠々自適な生活を送るみたいな考え方を持っているのかと思って」

先生「労働だって立派な投資だよ。」

 

『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』より

 

 

働くことの大切さ、自分の価値を上げておくことの大切さについて解説してくれています。

年金は減って心配かもしれないけど、働けばいい。

もちろん老後だから、自分のしたい仕事をすればいい。

そのためには今のうちにやりがいのある仕事を見つけておく。

それが本当に大切な投資。そして生活の助けに投資をする。

 こういったことが書かれています。

 

最後に感想

資産運用のイメージが変わると言うか…資産運用のイメージがはっきり持てた本でした。

 

投資と聞くと・・・

危ない物が多く、お金が減ってしまう!

成功したら南の島で悠々自適!

というイメージがとても強かったのです。

 

すごく極端ですよね…。偏見と言えるほど。

そもそも南の島で悠々自適が本当にやりたいことなのかといわれると、そうでもない気がしますし。

自分の生活のサイズの中に、投資というものの立ち位置がなかったのです。

 

まず自分の 持っているお金の中の一部をリスク資産投資に回す。

そしてそれはそれとして、普段は大切な自分のための投資として仕事をする。

やりがいのあることを見つけていくというのが大事なんですね。

お金を貯めつつ、自分のやりがいを探す。

それが人生においてとても大事なことということでした。

 

読んでよかった! 

 

【書評】北欧スウェーデン式 自分を大切にする生き方

  • 心が疲れやすい人・身近な人が苦しんでいる人へ
  • 驚きのスウェーデンの実情
  • 早期に専門家を頼ることの大切さ
  • 完璧なんてありえない
  • 弱みを見せるということ
  • まとめ

 

北欧スウェーデン・・・なんだか幸せな響きが勝手にします。 

表紙を見た第一印象は、憧れの北欧の生活の中で、小さな幸せを探そうというふわふわした本という感じなのでは?

しかし内容は違ったのです。

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節約の為に歯医者にいく

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歯を大事にしています。

お金も時間もかからず、健康を保ちたいからです。

今回は、自発的に「歯医者に行く」というお話です。

歯磨きして、健康な歯を持っているのに、歯医者に行きます。

 

これで、節約になるのです。

 

 

年に1度の恒例行事が歯科検診? 

わが家では年に1度、家族で歯医者に行きます。

別に痛いところが無くても行きます。

だいたい、子どもの春休みが多いです。

 

こうやって4月ごろ、いったん口の中をチェックしてもらいます。

全員歯科検診をしてもらいます。

 

わたしと子ども3人チェックしてもらうのです。

すると、だいたい2人は小さな虫歯が見つかります。

その場で治るくらいの虫歯です。

すぐに治療してもらいます。

 

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わたしも小さな虫歯があることもありますし、

一部は知覚過敏で気になる箇所もあります。

さらに歯の汚れ(茶シブがついてたり)を取ってもらいます。

 

こういうのも全部入れて、この時には全員で6~7千円かかります。

「急に歯医者に行って7千円も払うの?節約の話では?」

と思われるかもしれませんね。

 

しかし、この時期に虫歯をさっさと直しておくと、あとあととても助かるのです。

 

子どもたちの歯医者をへらそう

6月に始まる学校の歯科検診で引っかかると、

まず、お手紙をもらってきます。

そして、そのお手紙を持って歯医者に行って

歯医者で治療が済んだら証明にハンコをもらったり、治療の事を記入してもらったりしてから学校に提出しないといけないのです。

 

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もちろん、強制ではありません。

何度か督促はされるようですが、きっぱり無視をしてしまえばいけるのでしょう。

しかし、もともと子どもの歯の健康を守るための制度。

これをきっかけにしてでも、子どもたちの歯をきれいに保っておくのは大事なことだと思います。

 

そこで、うちではこの6月の集団検診を目安として

「学校の検診で引っかからない状態にしておく」

のを心がけています。

 

結果として時間とお金の節約になるから

・通院する時間

を節約しているのです。

 

虫歯になると、通院も一度では済みません。

しかも、この学校のお手紙、歯医者にもっていくのを忘れがち・・・。

そうなると、二度手間です。

 

・虫歯の治療費

も節約できています。

一度の治療で済んでいるので、ひとり当たりはたぶん2000円ほど。

 

自分で行く検診では、全員一度に診てもらうので6~7000円ほどもかかりますが、トータルで考えると安いのです。

 

おわりに

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(子どもの)学校の集団検診にかからないようにするため

つまり

注意されないようにするため

 

というのは、わたしの場合、かなり有効なモチベーションです。

自発的ではない何かをきっかけにしてでも、歯はきれいなほうがいいですよね。

 

「お母さんにおこられるから」

って、しょうがなく歯磨きする子どもみたいですね(笑)

 

 

 

 

 

【裏技!?】簡単にスマホのバッテリーを長持ちさせよう!

 

スマホ 



便利なスマホ

もうなくてはならないモノ。

しかし、バッテリーが切れると当然ながら全く役に立たないのです。

少しでもバッテリーの充電を長持ちさせる簡単な方法です。

アプリのインストールなどは要りませんよ~。

 

 

 バッテリーを長持ちさせる方法はいろいろ

 

・画面をくらくするとか

・位置情報をオフにするとか

(こちらは個人情報保護の観点からもオススメですが)

 ・アプリの自動更新をオフにするとか

 

そんなのはとっくにやってても、減りやすいときがあります。

 

わたしの2大減りやすいパターン

それは、

・写真をたくさん取るとき

・電波の届きにくいところをウロウロするとき

 

わたしはときどき山歩きにいくので、めっちゃ当てはまります。

その時の悩みは、やはりスマホのバッテリーです。

 

普段の生活圏と山との違い 

普段の生活圏



普段の生活では、あまりバッテリーの心配をしないで済んでいます。

わたしは暇さえあればスマホ触るということをあまりしないし、外出も日用品の買い物が中心で短時間なので。

 

しかし山に行くと一変。

写真を撮りたいし、いざというときの連絡の手段を残しておきたいのです。

まぁ実は歩くのに夢中で、写真を撮るのはボチボチだったりします。

しかしそれでも、スマホのバッテリーはかなり減っています。

電波が入りにくい場所が多いので、スマホが電波を探しているのです。

 

じゃあ、スマホ切っとく?

使うときだけ電源を入れるようにして、電源切って持ち歩こうかな?

となると、写真が撮れません。

撮りたい時にスマホが起動してないと、電源をいちいち入れて立ち上がるのを待つのはめんどくさすぎます。

 

機内モードで解決!

ひらめき


電源を入れたままで、通信だけ切れないかな・・・?

しかも簡単に切り替えができたらいいな・・・。

と、思っていました。

そしたら、ありました!

 

それは機内モードです。

「わたし、飛行機には乗らないし、機内モードなんて要らないわ~」

と思っていたのですが、大間違い!

これ、通信だけ切れるのです。しかも簡単に。

 

電波のつながりにくいところで電波を探し続けるスマホを休ませてあげられます。

結果、バッテリーの持ちがアップ!

 

切り替え方法

わたしの携帯です。

アンドロイドです。

上のバーを下にスワイプすると、こんな画面が出てきます。

 

説明画面1



この赤で囲んだところをタップすると、機内モードがONになります。

これで終わり。

 

同じことを繰り返せば、再び通信が戻ります。

 

さらに、機内モードにしておいても

Wi-Fiだけ使いたい

Bluetoothだけ使いたい

というのも簡単です。

 

さっきの画面から、もう一回上から下にスワイプ。

すると

説明画面2



この赤丸をタップすると、Wi-Fiだけ使えます。

 

説明画面3



機内モードはONだけど、Wi-FiもONですね。


 

 

機内モードにすると、Wi-Fiも一緒に切れてしまうのですが、これなら個別に設定できます。

Bluetoothでも同じです。

 

まとめ

機内モードで通信を切っておけば、スマホのバッテリーは長持ちする。

 (特に電波が不安定な場所ではおススメ)

・スワイプ&1タップで設定できるので機内モードは使いやすい。

機内モードでも、使いたいものだけをONにすることもできる。

 

 最近は、移動中などもこの方法で通信切ってます。

自分が見たい時だけ通信入れたらいいので。

便利ですよ!

 

 

・・・って熱く書いた4日後くらいに、中学生の長男が教えてくれました・・・。

さらりと

機内モードにすると、充電早いよ。電池も持つし」

だそうです。

 

わたしはネットで偶然見つけて、「世紀の大発見!!」くらいの気持ちだったというのに・・・。

もっと早くに教えてよ~。

わたしよりだいぶ遅くに使い始めたので使い方を聞くなんて・・・と思っていたのですが、研究熱心なようです。

 

 

【レシピ】かりんの砂糖漬け

かりん トップ



 

ご近所さんからいただいたかりんです。

 

いい香り!!

そのまま2つほど、玄関に飾ります。(っていっても置くだけですが)

 

甘くて、さわやかな感じもする香り・・・。

これがそのまま食べられないものなんて、信じられないほどおいしそうな香り・・・。

このままは食べられません

かりん カット済み



写真では分かりにくいですが、切った断面はとてもぱさぱさしてて、美味しくなさそうです。

勇気をだして口に入れたら・・・すっぱいというかえぐい(えぐみを感じる、アクのつよーい感じがする)というか・・・。

とてもこのまま食べられる味ではありません。

これを漬けたら喉にいいと発見した人って、ホントすごいわ。

 

材料

・かりん

・砂糖 かりんと同量

 

作り方

かりんを切ります 堅いので気をつけて

かりん カット済み



 

そして同量のお砂糖と一緒にビンの中へ。

砂糖とびんに入れたところ



 

一ヶ月ほどしたら出来上がり。

 

以上

 

 

かりんを切るのが面倒なくらいで、とても簡単です。

漬けるお砂糖は、同量ならほぼ失敗はありません。

 

ちなみに、漬けて4日後にはこんな感じです。

4日後



すでにだいぶ水が上がってきてますね。

 

あのぱさぱさの実から、こんなに水分が出てくるなんて不思議・・・。

 

できあがったら、これを濃い目にお湯に溶いて、少しずつ飲むと咳止めになります。

うちでは冬の必需品です。

 

あ、はちみつで漬けるのも良いそうです。

はちみつ自体ものどに良いですもんね。

 

 

 

捨てるの一時止め!子どもが思ったより大きくなってたから

ダウンジャケット


これは

「着ないし、もうリサイクルにでも出しちゃえ!」

と、いったん「リサイクル袋」に入れてたダウンジャケットです。

 

これを置いておくことにしました。

娘がこれを着られそうなくらいに大きくなっていたことに気付いたからです。

 

これを買ったいきさつ

セール



3~4年ほど前、こういうカーキのダウンジャケットを探していたときのこと。

量販店で、土日限定セールとかで安く売っていたのです。

とても安かったので、これはいい!とばかりに買いました。

実は、デザインはイマイチ・・・と思ったのは値段でカバーできると踏んで。

 

いやぁ、ダメなお買い物の典型ですね・・・。

 

 

そして手放そうとしたいきさつ

そして、何となく「デザインがイマイチ好きじゃない」というのがじわじわ効いてきて、結局、1シーズンで着なくなってしまいました。

使い勝手が悪い訳じゃないのに、いまいち好みではない。

 

最終的には、自分の好きなブランドから出ていた、カーキのダウンを中古で買いました。

こちらは大活躍。

 

全く出番がなくなったこちらのダウンは、手放すことに。

迷ったものの

「要らないモノは、手放す」

と、がんばって、リサイクルショップ行きの袋に入れました。

 

 

子どもの成長

こどもの成長1



いったん話は変わります。

この夏、子どもが急に大きくなりました。

これは、精神的にではなく、体が急に大きくなったのです。

中学生の息子と小学生(6年)の娘が、ひと夏で驚くほど大きくなり、わたしの身長にせまってきました。

 

服も下着もパジャマまで慌てて買いなおす日々。

今月は子供服が大出費です。(汗)

 

リサイクル袋の中は、うちでリサイクルできるものになってた

そして秋が近づき、そろそろ冬物をリサイクルショップに出そうと思って袋の中身を点検。

そこでこのダウンジャケットを発見したのです。

サイズはレディースのM。

 

今回、子どもたちの買いなおした服は、もう子供サイズではありません。

大人のSサイズやMサイズを買いました。

もう大人のサイズが着られるのです。

 

実際、息子は160cmにせまり、娘は身長が150cmを超えました。

これって、大人の女の人くらいですよね。

しかもまだ伸びそうです。

 

娘の服の好みも、ピンク色やフリフリしたものから、今はだんだん色の濃いものを好むようになってきました。

上記のダウンジャケットみたいなシンプルなものなら着るかもしれません。

この色なら息子の方でも着られるかな。

 

というわけでこれは置いておきます。

その他シンプルな感じの服は、いったん置いておくことにしました。

 

おわりに

こどもの成長2



子どもの成長は早い・・・としみじみする暇もなく、子どもの服を買いなおす日々です。

売る為でなく、買うほうでもリサイクルショップをフル活用です。

 

 

そこへまた次男がズボン破りました・・・。

さらにそこへ、長男が半年ぶりに出した学ランのズボンがきついと言っている・・・。

 

元気で大きくなるのはいいことだ・・・。うんうん。(自分に言い聞かせている)

 

 

ではでは

 

【画像ばっかり】ざくろの食べ方ってよくわからない けどきれいです。

近所の人からザクロをいただきました。

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とってもきれい!

本当に宝石のよう。

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しかも最近あまり売っていないんですよね。

 

ちょうど、子供たちがテレビでざくろを見たらしく、あれを食べてみたいと騒いでいたところだのでとてもありがたくいただきました。

きれいで、おいしそうですものね。

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こうやってポロポロとれて・・・本当にきれいですよね。

 

ただ食べ方は・・・

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こうやって手に乗せて、パクッと直接食べちゃう。ぐらいしか思いつきません。

 

その他調べてみても、 砂糖につけたりお酢につけたり・・・そんなところです。

 

正直生のままではとても食べにくいです。

 

口に入れても噛むとすぐに種に当たり、こんなにたくさん種が出てきます。

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手前の方が種です。ほとんど種・・・。

 

あんなに食べたい食べたいと騒いでいた子どもたちも、あまりの食べにくさに1個の半分ほど食べる頃にはもう飽きたと言っていました。

 

あとは何となくポツポツ私が食べています。

 

もともと梅や花梨のように、漬けたりなど加工するものなんだろうな・・・。

でも、ざくろを漬けても、わたしはきっとそれを食べたり飲んだりしないだろうな・・・と思うとなんとなくこのままで。

ポツポツ私が食べれるだけ食べます。

 

秋の一コマでした。