【人間に必要なもの】寝たきり予防には〇〇!健康で長生きするには。
驚きの事実を知りました。
以前、わたしの好きなNHKの『ためしてガッテン』でやっていたのです。
【最強の寝たきり予防法】を・・・!
〇〇が必要なのです。
寝たきり予防に必要なこと
そしてこの〇〇ですが・・・
禁煙
禁酒
運動
肥満解消
・・・とかじゃないんです。
もちろんそれらも全く効果がないわけではないのですが。
なんと、いちばん効果がある予防法は「人とつながる」なんです。
紹介されていた例
番組内では、ひと組のご夫婦が紹介されていました。
おふたりとも80才台のこのご夫婦は、趣味がまったく別!
夫は運動大好き。
日課の1時間ほどのウオーキングを欠かさない生活。自宅でも軽い筋トレの日々。
3年ほど前まではテニスサークルにも入っていたとのこと。
妻はまったくの文科系。
ピアノ演奏や、昔学んでいた英語の詩を読むのが好きだそう。
このご夫婦が地域での健康診断で「寝たきり予防チェック」をしたのです。
結果は・・・
なんと夫のほうが「寝たきりリスク」が高い!!
運動じゃないの?
もちろんわたしも驚きです。
このご夫婦、運動量は間違いなく夫のほうが多いのです。
趣味が違いすぎるふたり、さらに大きな違いはもうひとつありました。
妻の趣味は「他の人と一緒にやっている」のです。
ピアノ演奏も、自宅でひとり練習の日もありますが、元々は他の楽器ができる同年代のお友達としているようなのです。
TVでは、楽しそうにお友達と談笑されている様子がありました。
「音楽サークルなんだけど、半分口実で、おしゃべり会になることも多いのよ」と笑っていらっしゃいました。とても素敵な雰囲気でした。
詩のほうでもサークルに入っていらっしゃるご様子。
対して夫のほうは、3年前にケガでいったんテニスサークルをやめてしまってからはひとり黙々とウオーキングの日々。
話し相手は家にいる妻だけです。
なぜ?人とつながらないと寝たきりリスクがあがるの?
人が病気になるのは(大まかに言ってしまえば)体内で炎症が起こるから。
イギリスでは50歳以上の男女6500人を対象に研究があったそうです。
人とのつながりの多いグループと少ないグループに分け、7年間におよぶ追跡調査の結果、少ないグループの方は高い死亡率をマークしました。
「人とのつながりが少ない」ことは「体内の炎症が高まる」ということにつながることも分かってきたのです。
昔、人々が厳しい自然の中で狩猟で暮らしていた時代の名残だそうです。
人と協力できない状態=命が危ない
と体が危機的状況だと判断するのです。
解決法は?
先ほどのご夫婦ですが、夫はテニスサークルに復帰して、
「やっぱり人とやるのが楽しいな」という、ホッとする締めでした。
番組では、やはり趣味や地域参加などで人とつながるのが大切とのこと。
イギリスではなんと、孤独担当大臣が誕生したそうです。
孤独が健康に及ぼす影響は、世界中で深刻な問題なのですね。
自分でできること
高齢の方向けですが、「人とのつながりチェックシート」を参考に自分の身の回りを改めて考えてみるのもいいですね。
項目は
・「少なくとも月に1回以上、顔を合わせる家族や親戚がいるか・・・」
・何かの組織やサークルに参加しているか・・・
などの十数項目です。以下です。
おわりに
「いやな人への対処」は大きな人間関係の悩みです。
それで思い悩んで病気になってしまう人もいるほどに。
しかし、そもそものつながりがなければ人は病気になってしまうとは・・・。
良い人間関係をもつように心がけます。
おしまい